11月20日に公式プレスリリースにて発表した新型3D ToFセンサ「TPHT4040」の機能をご紹介します。
ディープ パワー ダウン モード
当社の新しい 3D Time-of-Flight (ToF) センサには、エネルギー消費を大幅に削減する「ディープ パワー ダウン モード」と呼ばれる低電力動作状態(Deep Sleep)が組み込まれています。このモードはイベント駆動型で動作し、あらかじめ設定した範囲内で動きが検出された場合にのみセンサ動作をアクティブ化または再開します。また、指定された期間にセンサー出力に大きな変化が見られない場合、センサーはシームレスに低電力動作状態(Deep Sleep)に移行します。このセンサ機能により、非アクティブ時の電力使用量が最小限に抑えられるため、バッテリーに優しい動作を必要とするアプリケーションに最適です。
「ディープ パワー ダウン モード」のメリット
商業施設
夜間の人が少ない時間帯は、低消費電力状態でセンサを維持し、動きが検出されたときのみ稼働します。
工場
工場がの稼働時間外は、人を検知したのみセンサが稼働することで、効率的な監視を実現します。
デモの様子(YouTube)
①センサから2m以上離れた場所に人がいる時は、センサが自動的に休止状態になり、測距画面が停止します。
②1mまで人が近づいてくると、センサが起動し測距画面が動き始めます。
③再び2mまで離れると、センサが休止状態に戻り、測距画面が停止します。